お客様が良く耳にされる塗料の種類はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素等ではないでしようか。
しかしながら実際には良くわからない状態で契約締結に至る場合が多いかと思われます。

そこで、弊社ホームページでは、塗料の種類や塗装の種類について分かりやすく説明させていただきます。

9つの塗料と特徴

  • 1 アクリル塗料
  • 2 ウレタン塗料
  • 3 シリコン塗料
  • 4 フッ素塗料
  • 5 ラジカル塗料
  • 6 無機塗料(無機ハイブリッド)
  • 7 光触媒塗料
  • 8 遮熱/断熱塗料
  • 9 多彩模様塗料

アクリル塗料

✔️ 耐用年数 : 3~5年

安価ですが、耐候性が余り無いので建物の外壁塗装等には、適してない塗料です。

ウレタン塗料

✔️ 耐用年数 : 8~10年

ウレタン塗料は、種類がたくさんあります。
そのなかでも耐候性があるものは、2液製ウレタンです。
鉄板等には、適していますが外壁には、適していません。

シリコン塗料

✔️ 耐用年数 : 10~15年

価格は安価ですが、強い耐候性があり住宅の塗装によく使われています。

フッ素塗料

✔️ 耐用年数:10~15年

高耐候性で建物の塗装に適しています。
高価な為塗装工事の費用が割り高になります。

ラジカル塗料

✔️ 耐用年数 : 10~20年

耐候性があり建物の塗装工事に適しています。
値段もシリコンとあまり変わらないので最近では住宅の塗装に多く使われています。

無機塗料(無機ハイブリッド)

✔️ 耐用年数 : 20~25年

無機塗料とは、ガラス、石、レンガ等の様に無機物をベースに有機物でつなぎ合わされた塗料です。
無機塗料は、塗料メーカーの技術により耐候性が大きくかわります。

良質な無機塗料は、その他の塗料と比較して高耐候性なのでコストパフォーマンスが良いです。
その他の塗料より塗料の価格が高価ではありますが、全体の工事費費用との割合を考えた場合は仮設足場、高圧洗浄、養生、下塗り、その他の塗り物までは共通なので、無機塗料の耐用年数7年〜15年シリコン塗料と比べた場合2倍位耐久性があるので実際の工事費は、30%UPにとどまっています。
その他苔、藻、カビが発生しにくく親水性に優れていいるので光触媒の様な効果もあります。

結果として無機塗料は、一推しの塗料です。

光触媒塗料

✔️ 耐用年数 : 16~22年

光触媒には太陽光が当たるとチリや埃を浮かす作用があり、雨が降るとそれらを洗い流す効果があります。

しかし日当たりが悪い箇所には効果が薄いので注意です。

遮熱/断熱塗料

✔️ 耐用年数 : 10~20年

遮熱/断熱塗料には、室内の温度を下げる効果が有ります。
遮熱塗料は、太陽光を反射して屋根や壁の表面の温度を下げる効果があり、夏場の室温を下げ空調費の節約に貢献します。

断熱塗料は、素材・屋根材・壁材に熱が伝わらない様にする効果があり、外国製品を国が認めているものもあります。

又、値段も高価ですが、水性で環境に良く室内でも使用可能ですので夏場は、室内の冷気を外に出さず、冬場は、室内の暖かい空気を外に出さない様にする効果があります。

多彩模様塗料

✔️ 耐用年数 : 15~20年

同じ樹脂の塗料でも(水性)(水性2液)(油性)(油性2液)等があります。
その他艶消し、艶消しの割合を指定して発注できる塗料等もあります。
通常は、大半が艶ありの塗料で塗装されます。

油性塗料は、希釈する場合にシンナー或いはラッカーシンナー・エポキシシンナー等を使い薄めて塗りやすくします。
また水性塗料は、希釈する場合に水を使います。
現在ではシックハウス症候群など様々な問題から水性塗料が主流となっています。

🔹クリヤー塗料

カラーサイディング等高意匠のサイディングの模様や色を紫外線から保護し新しいサイディングに甦らせる効果があります。
この塗料のUVのプロテクト効果によって目地も長持ちします。

🔹多彩模様塗料

塗るだけで混ぜ合わせた骨材等で色々な模様が出来る塗料です。
詳しくは、お問い合わせの時にご説明致します。